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キャンドルの歴史と可能性

キャンドルの歴史と可能性

キャンドルっていつからあるの?

今回はF.YULAGIが出来上がるきっかけになったキャンドルの歴史や現代のキャンドルの可能性について考えたいと思います。

キャンドルっていつから存在するかご存知ですか?

キャンドルはなんと紀元前3〜4世紀前からだと言われております。
初期の方は密ろうという素材で作られていたようです。 キャンドルは時代こそ違えど世界各地でそれぞれの歴史があり、その土地の文化に根ざした素材で発展していきました。

【例えばヨーロッパでは】
ヨーロッパにおける最古のキャンドルは、ローマ以前にイタリア半島で文明を築いたエトルリア人が制作・使用したものと考えられています。 9世紀頃は西ヨーロッパでオリーブ油が不足して獣脂がキャンドルに使われていました。

この頃のキャンドルは王族の時計代わりに使われたりと生活の中で非常に重宝されていたのかもしれません。 ヨーロッパのキャンドルは長い期間キャンドル制作に獣脂を使っていましたが、実はこの獣脂、ススが出やすかったり臭いが不快だったりと機能面では完成形とは言えなかったようです。

【例えば日本では】
日本での歴史はヨーロッパ等よりは比較的新しく、室町時代に初めて伝来しました。 当時は木ろうそくの製法を伝えられました。

江戸時代には和ろうそくの制作が開始されましたが、和ろうそくに使われるハゼのろうという素材は採取に時間がかかったりと非常に高価だったようで 庶民には中々手の届かないものだったようです。 私たちの生活の中に和ろうそくがそこまで馴染みがなかったのはそういった理由があるのかもしれませんね。

生活様式の変化とキャンドル

世界各国で時計がわりだったり、後の照明となる役割を果たしていたキャンドルですが技術の台頭により徐々に使われることがなくなっていきました。

トーマス・エジソンが工業用の電球を発明したことにより本格的にキャンドルが日用品の座を譲ることになります。 現代のキャンドルの役割と可能性 長い間人々の生活を支え、そして新たな技術によって日用品の座を譲ったキャンドル。

それなのに今もなおキャンドルを家に置き、使われる方もいらっしゃいます。 キャンドルのできることは今も昔もずっと変わりません。 変わったのは、昔の時計のような使われ方、つまり必需品という立場から現代の「香りや火の揺らぎを楽しむ」という生活の機能面ではない価値を 持つようになったことです。

機能性を他のものに代替されたのに今もなお多くの人に愛用されているもの。それが現代のキャンドルです。 しかし、もっとキャンドルには可能性があると感じています。

それはこれまでのシンプルな趣向品から精神面への健康用品のような、新しい立ち位置を築くことができるのではないでしょうか。 まったく機能を変えないのは進化していないようにも見えますが、言い換えれば私たちは何百年たってもまだキャンドルの可能性を引き出しきれていないということです。

まだまだ味わい深さを感じるキャンドルについて、F.YULAGIのプロダクトとして真摯に取り組めたらと思います。